ポーランドの映画監督、アンジェイ・ワイダが急死だそうだ。
有名な作品は「灰とダイヤモンド」。我っちも見たけど、あんまりよく分かんなかった。若かったんだねぇ。
「二十歳の恋」ってなオムニバス映画にも、彼は一編を担当してる。この映画はヨーロッパの都市を舞台に、若い男女の青春物語を5~6編くらいで構成したもの。このなかの彼の作品は、もう、まったく覚えが無いんだ。
このオムニバス映画には、なんと日本の作品が一編入ってる。石原慎太郎が脚本と監督を務めてる。だがしかし、これも我っちは記憶が薄い。東京下町の工場地帯のシーンがかすかに頭にあるけど、やっぱり若かったんだねぇ。もう半世紀以上も昔のことなんでね。
二十歳、恋、っていうからロマンチックでやさしい映画だろうと期待してたのに、外されたって感じだったな。
アンジェイ・ワイダの遺作は「残像」てなタイトルで東京でも上映されるんだそうだ。あした、神田神保町の岩波ホールで初公開らしいから、さっそく行ってみるつもりだ。「灰とダイヤモンド」「二十歳の恋」のリベンジを期して、心して観ようと思ってる。