Quantcast
Channel: 海比古の酔いがたり
Viewing all articles
Browse latest Browse all 494

雪が

$
0
0
今朝はわずかだけど雪が積もってた。と言っても道路は全然で、屋上や屋根瓦にわずかな積雪だ。北海道じゃ記録的な低温だったらしいね。-30℃! これより低くなると気温表示は-31.5℃なんてことになるから、ちょいと感覚がずれちゃう。低くなるんだったら-29℃じゃないの? なんて‥‥。バカだねえ。

海のほうには意識や行動が動き出す我っちだけど、山とか雪とか、まして雪山なんてのは縁のない生き方だった。それでもナニかないかなと想いを巡らすと、昔々、スキー場に行ったことがあったな。日光近くのちっこいゲレンデだったけど、スキーはできない我っちは、そのころ売り出そうとしてた「ソリ」をモニターの形で借り出し、生まれて初めてのゲレンデに持ち込んだんだった。結婚前のカミさんもいっしょだ。

名称は忘れたけど、こんな奴だった
イメージ 1

本物のスキーヤーにぶつけられるのが心配で、ゲレンデの端のほうで滑ったな。2人乗りじゃハンドルが利かなくって面白みは無かった。それにベンチ式のリフトもないスキー場だったし、ゲレンデの上部に行くには太いロープがグルグルと回ってて、その昇り向けのほうにつかまって行くんだ。ソリに2人掛けでロープにつかまろうとしたら、タイヘン!! 2人分の体重を我っちの片手でロープに託そうとしたわけだから、腕が抜けそうなショックだった。山や雪を知らない大ポカだったね。

「もう良っか、帰ろう」
ホンダCIVICで来たんだけども、途中の昇り道じゃ日陰の場所なんざわずかの雪が残ってたり凍ってた部分もあったから、帰りの下り道はよほどの注意が要るなと判断した。タイヤチェーンを履き、ゴトゴト振動させながら降りて行った。
山を下り来るころ、クルマの後部で変な音がする。エンジンをふかすと異音は大きくなる。降りてマフラー辺りを覗いたら、エンジンからのエキパイが、マフラーの手前で外れそうになってた。以前からダメージを受けていたのかどうか、タイヤチェーンの振動が決定的に影響したんだな。
平地に出て日光街道を走る間に異音は高くなった。ウチ(当時は等々力のアパート)に着いて確認すると、エキパイはマフラーから完全に外れて、少々のブラブラ状態になってた。その日のうちに、恥ずかしい排気音を響かせながら目黒通りを走り、ホンダSFに持ち込んで修理を頼んだんだった。

取材や仕事の打ち合わせなんぞで、長野・小谷、北海道・旭川なんぞにも行ったけどクルマで行くことは無かったから、雪山の記憶ってのは、この日光近くのスキー場くらいしか強い印象は残ってないナ。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 494

Trending Articles