西野采配は《サムライ・ジャパン》を決勝トーナメントに進めた。めでたい。めでたいんだけど、やっぱり昨夜の対ポーランド戦、終盤のゲーム展開にはひとこと言いたくなるよね。
別の競技場で進んでたコロンビアとセネガルの対戦。西野監督に届いた情報は「コロンビアが先制した」って内容だ。《サムライ・ジャパン》はセネガルと勝ち点4で肩を並べてるんだ。Hグループで両方ともに2位で並んでる。
我っちみたいなTV観戦のシロートは「さあ、ここで最低でも引き分ければ、勝ち点でセネガルを上回り、突き放せる。単独2位で決勝トーナメント行きだ!」となっちまうね。だからその後のゲーム運びも懸命に攻めて、勝ち点1をもぎ取ってくれ! ってことで気分は盛り上がるわけだ。
でも、ナンだ? 《サムライ・ジャパン》は自陣にこもりっきりでパス回しをして遊んでやがる。これをクロ―トの解説者は「是」だと言う。つまり「勝ち点が同んなじなら得失点差で勝負がつく。得失点差が同んなじなら総得点で。それも同んなじなら肩を並べた同士の対戦成績で決まる。それも同んなじなら、受けた警告の数で優劣がつく。セネガルと《サムライ・ジャパン》は、この警告数で《サムライ》の勝ちになる」てなてな話だよ。
これを聞いてた我っち「円より銭、銭じゃなけりゃ厘だ、毛だ!」ってな商人(あきんど)の生きざまが頭ン中で重なってた。
あしたからは《 サムライ・ジャパン》は返上して《あきんど・ジャパン》で行こうぜ! きっと手堅いぞ♪
てな憎まれ口をたたいたけど、決勝トーナメントへの出番をつかんだこと、本音じゃ喜んでる。トーナメント戦はリーグ戦と違って、より厳しいから、しっかりやっとくれね。