きのう、きょう、嬉しい天気だね。
きのうなんか、多っくさんの散った桜の花びらが風に吹かれて、広い道の上を走ってた。水の上のを花筏っていうけど、この陸の上で走り回るのを、ナンというんだろうね。
はい、【みごとコメント】3月ぶんのアップです。
【 みごとコメント:88 2018年3月 】
海比古の酔いがたり「吉原、夢あるき(その1)」
への
「不あがり」さんのコメント(2018/3/17(土)午前11:21)
『私は生まれた時代を間違えた気がします。明け烏のような若旦那の様な男に
なりたかった(笑)』
海比古から
わぁ~い、大好きな落語をネタにコメントいただいちゃった! 不あがりさんありがとう! さてさて、落語「明烏」の噺のなかにゃ、この「あけがらす」って言葉は無かったと思うんだよね。そこで調べてみたら、江戸のころ大店の若旦那と遊女の心中事件があって、それをネタにした新内節「明烏夢泡雪あけがらすゆめのあわゆき」が作られて、大人気になったんだって。で、この落語「明烏」は、そのパロディとして出来上がったものらしいね。先刻ご承知の言葉なんぞ要らないってことかな。
この噺、お店の大旦那さんが、うぶな息子をなんとかせねばって考えて、町内のうぶでない若い衆2人に預けて「タガを外しちゃくれないか」と。棚ぼた役目に大喜びの若い兄さんたち、早速に若旦那を連れて吉原大門をくぐり、言い含めます。びっくりして逃げ出されちゃ困るからね。
「若ちゃん、ほれ、ここで3人で来たこと帳面に書いたよね。帰るときも3人そろってなくっちゃダメなんですよ」と。
ああ~~、長くなっちまった。ついついノリノリになっちまってすみません。あした
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