年賀状の準備に、こんなに時間がかかったことは初めてかもしんない。今年は、テーマの決め込みが12月になっちまったからなあ~。いつもだと、12月に入ったころは4版の彫りが進んでるころ。そして摺りに入っても丁寧な作業を進めることができてた。
でも、遅れに遅れた今年の作業も、3日間に渡った4版4色の摺りがきょう、終わった。やっと、ってのが実感だな。
宛名書きとあいさつ文を、あしたから書き始めるつもりだけど、我っちの年賀状にはけっこうに長い文章が書きこまれる。って、他人ごとのように言うけど、新年の挨拶だけじゃ、どうも満足できず、相手の健康への心配や、我っち自身の最近の動きや考えなんぞを書くのが通例だ。
郵便局のお知らせには、52円の年賀はがきの投函は期間が決められてて、それ以外の期日の投函では10円切手を貼り足さなくちゃいけないんだって。民営化されてからの郵便局はいろいろやってくれるね。ちと面倒に思えるんだけど?
ま、それでも「52円期間」に投函できるから問題ナシだな。
海比古サン、お疲れさん。あハハハハ~~
摺りを始める前に、はがきに湿りを加えるのは、版画にとって大事なプロセス
1色めの摺り始め。
今年も去年と同んなじ60枚を用意してる。
試し摺りを、はがきとは別紙で15枚ほど摺るから
4色×75枚=300摺り。
これって結構な作業だよ。