去年とおととしと、２年かけて酉の市の参拝先を以前に戻した。
オヤジに連れられて、浅草千束の鷲神社に行ってた子どものころを除けば、目黒の大鳥神社に出向いてた。祐天寺とか世田谷の数カ所に住んでたからね。そして親父が死んだ後にいま居る実家に入ってからのこの20数年は、またぞろ鷲神社であったんだ。
去年とおととし、鷲神社の人出の多さや、ミニ熊手「かっこめ」のデザイン形状、また、バイトだとイヤでも判る売り手の巫女さんなんぞが段々とイヤに感じてきてた。
「昔はよかった」てな回帰志向かもしんないけど、ミニ熊手「お初穂」の上品さ、巫女さんの静けさ、参拝人の少なさと全体の静かで落ち着いた雰囲気。あらためて我っちの好みだったんだなあ～、なんて気づいた次第だった。
だから時間をかけてでも目黒・大鳥神社に舞い戻ったわけだ。
きょう、カミさんと行ってきた。鷲神社をなぜか避けてたカミさん、大鳥神社のころは普通に一緒だったんだよね。
車を停める場所がないから地下鉄だ。三田で乗り換えて初めて三田線の目黒駅に降り立ったよ。
左：行人坂を下る。途中に大圓寺、下りきると雅叙園、目黒川に出る
右：参拝を終えて権の助坂を登る。目黒川にかかる橋の上からの眺め
寒かったね。雪になるそうだからってことで、帰りはソソクサと山手線で品川回り。このルートも久しぶりの感があったな。
下２点：切り山椒をチョイつまみ、「お初穂」は仕事コーナーの北東角に例年通り安置した。博多山笠の舁き縄が、いまも健在だ。
日記でした。