肉のハナマサってな食品スーパーがある。「プロのための」が枕言葉だ。
シロートの我っちにも扱えるモノが、たまには見つかるんで、ときおり覗いてる。きょうもそのたま~の日。
関東はきょうが梅雨明けだと。夏だねえ、形のいいボラが出てたよ。こいつを捌いて、婿殿を呼んで飲もうかと思いついたんだ。
590円也。安い。
さっそくの3枚おろし。タイにも負けぬウロコの強さだ。
さあ~っと熱湯をかける。泥臭さや血を流すんだ。
湯かけの終わった両節。あとは刺身に引くだけ。
盛りつけとセッティング。レタスを全面に敷いてミニトマトを散らして、ちょいと洋風に。
でも、ボラを食い進むうちに大葉とミョウガの千切りが現われて、和風な味わいに転ずる演出だよ。
ここまで整えてカミさんに声かけ。
「もう呼んでいいぞ」。
階下の娘宅に、電話するでなく台所の窓から声かけるでもなく、ちゃんと下まで降りてって
ご招待、ってのもさすがのカミさんだね。