何年ぶりになるかな、ジーンズ（ジーパン）を買いに行った。長らくLevi's 503を愛用してて、今回も同んなじ仕様のつもりだった。
ところが、やけに細身になっちまってる。店員に言わせると「世界ぢゅうが細身の傾向ですね」。
ええっ！ 型番が同んなじである限りは、その仕様がいつまでも変わんないもんだと思ってたのに、そんなことってあるの～？
そういえば、シャツだって最近は選びにくくなってるもんなあ～。いつもの「Ｌ」を選んでも、昔のような着心地は無くって、肩幅や胸周りなんざ窮屈でしかたない。仕方ないから「ＬＬ」とか「ＸＬ」とかを選んで試着してみると、ナンダ!? 袖が異様に長いじゃないか。このシャツの話しは２年ほど前のことだけど、数回利用した「ユニクロ」は、それ以来、行くのをやめた。どうも我っちには合わないな、と思ったんだった。
シャツがそうならパンツもそうか？ 世界的に細身になっても、いまの日本人だって違和感なく着てられるんだろうね。‥‥若衆は。
オジンなんざ、ジーパンを着ちゃいけねえのかなあ～。
そうは言っても着たいもんは着たいじゃないサ。Levi's 504てのを試着してみた。この504てのは既にいまも使用中の仕様ので、全体にゆったりなタイプ。オーバーパンツ用に買ったもの。
ところがこれ、前の504とは全然違う仕様になってる。ゆったりどころか、やっぱりこれも幾分細めのつくりだった。
「違うなあ～」。てんで、試みに505てのを初めて手にした。試着するとこれが以前の503に最も近い感じなんだ。結局、これを買い求めて「503信仰は考え直さなくっちゃ」、そう思ったんだった。
型番を決めてラインナップをするんだったら、最初の設定どおりを貫くのがホントじゃないかと思うんだけど、そんな考えって古いかな？ 世の中の流れは決めてたこともドンドン変えちまうってことなのかな。
オジンにとっちゃ住みにくい世間になったよ。