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Channel: 海比古の酔いがたり
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四万六千日詣り

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朝、起きると陽射しがあった。おお! 夏の始まりなんて言われるほおずき市も、これで面目がたつね。
てなことで9時になろうかというころ雷門をくぐったよ。こんな時刻に浅草寺‥‥あんまり覚えがないなあ~。さすがに仲見世の通りもスイスイと歩ける。

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札所で線香と護摩木を求めて、参拝の気分は固まるよ。線香はすぐに火をつけて4~5歩くと香炉だ。護摩木は本堂に納めて、後日のご住職の祈祷にゆだねることになる。

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こんなに香炉の中が見えるなんて、やっぱり朝早くの参拝のお手柄かな。いつもだと線香の清浄な煙を浴びる人たちの後頭部ばっかりで、中が見えることは無いんだ。

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次の手水舎もこんなふうで余裕がある。最近、あちこちの神社ではお手洗いの作法を絵解きして掲げてあるけど、浅草寺にはそれは無いね。いいことかな? どう??

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金龍山浅草寺。くだけて呼べば浅草の観音さん。この本堂の右手には浅草神社があって、三社祭りってのの本拠地だ。そっちは神社だから二礼二拍手一礼で参拝するけど、こっち観音さんはお寺さん。だから合掌と礼での参拝が正しい。

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本堂の両袖にはこんな提灯が掛けられてる。下町らしく庶民に寄り添うお守りのいろいろがアピールされてるよ。向こうの緑の辺りが、浅草神社の参道だね。

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本堂から振り返ればこんな眺め。真ん中に香炉、その先にでかい宝蔵門。くぐってまっつぐ行けば仲見世の通りだ。こんなに人の少ない景色、覚えがないなぁ~。

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宝蔵門の両袖には、こんな大わらじが掛けてある。詳しいこと忘れたけど、一足分に使うワラは、4トンを超えるらしいよ。数年に一度のペースで新しいのを寄贈してるんだって。寄贈の主はご覧のように新潟県村上。我っちがこのまえ立ち寄ったとこね。

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帰りは違った道を通りたくて、西参道(奥山みち)に向かった。浅草寺境内にはたくさんの屋台店が並んでるけど、時刻が時刻、こんなふうな店がほとんどだった。

いや、ほおずき市の葦掛けの店はたくさんあったんだよ。もちろん呼び込みもにぎやかに営業を始めてた。でもね、一巡してみたけどもカワイ子ちゃんは居なかったから写真も無し。どうぞ悪しからずぅ~~~。


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に画像付きの記事をアップしようとしたけど、うまくいかないからこっちに退散。載せたかった画像をご覧あれ。

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帰り道の奥山みちでは、まだ開店前の店のシャッター絵が楽しかった。
歌舞伎をモチーフにしたのが、通りを挟んでズラリ~なんだ

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三人吉三

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与話情浮名横櫛


はい、ここまで。


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