つや姫さんご夫妻に見送られて、酒田を11:00に出発した。国道112号線を、日本海のすぐ縁を走る。すごいね、地図で見ると海岸線の陸地線と重なるくらいの道路の描線だもんね。「ナンで高速道(日本海東北自動車道)を選ばなかったんだろ?」なんて思いながらも、海岸線の風景を楽しみながらの走りだった。思い描いていた大願が果たせた気分がそうさせたかな?
112号線は途中から国道7号に変わってて、海岸線から離れる場所もあった。新潟駅には17時に着いたけど、じつは新潟手前の村上でちっとばかしの時間は取ったけど、まずは順調な新潟入りだった。
新潟はこれまでも取材なんかで3回は行ってる。そん時はいいホテルに泊まったんだけど今回はほれ、バイクライダーのヘンチクリンな恰好でしょ? 安いビジネスホテルが相当だよね。新潟駅前で予約を入れた。案内の女性は地図に目印までつけてくれたけども、これはデタラメだったね。同んなじブロックを3回も回って探したけども入路が無い。仕方ない、ホテルに電話だ。案内の地図とは町のブロックが違ってた! チェックインはスムーズだったけど、ホテルの周りは大型病院や大駐車場や大規模公園ばっかり! 晩めしの場所なんて全然見当たんない。なんでこんなとこにホテルを? なんて思うけど後の祭りだもんね。仕方ない、も一度バイクを駆り出して街まで買い出しに行った。
酒田を出てからは写真、あんまし撮ってないね。やっぱり安堵感があるのかな。これは新潟のビジネスホテルの室内。シャワーの後にバスローブ(薄手)を着たけど、ちと冷えるから、走りで着てたオーバーパンツをはいちゃった♪
ゆっくり眠って、翌朝はこの旅の最終日、令和元年5月2日だ。8:30に出発。混みあうだろう朝めしは昨夜のうちに断ってて、スムーズなチェックアウトができたよ。国道8号線を探しながら市内を南下する。8号線に無事に乗れれば、その先は昔から馴染みの17号線に繋がるはずだ。毎日ウチのカミさんに入れてた電話も、さっき、ホテルの部屋を出るときに最後のを入れといた。きょうの夜は、あの下町の我が家だな。