Quantcast
Channel: 海比古の酔いがたり
Viewing all articles
Browse latest Browse all 494

ブラタモリ・酒田

$
0
0
つや姫日記さんのマメな予告が続いてた「ブラタモリ酒田」。我っち、放送当日は調布に用事があってブラタモの時刻に帰れるか心配だったんで、予告への反応を控えてた。
幸い、というかどうか、調布の用事はスカで、ウチには大幅に早く戻れたんだった。
おかげでちゃんと観ましたよ。ブラタモをこんなにスタートからしっかりと待ちわびて観たこと、これまでは無かったね。感想を書いときましょう。

のっけから、市の職員さんが声高で元気良すぎるな‥‥なんて感じてたら、タモリさん、早速そこに釘刺したね。あはは、愉快だった。
つや姫さんのブログで、酒田の周辺、結構知ってる立場の我っち(そんなお人、多いよね♪)は、番組は薄っぺらだった、てな感じだね。住んでる人とアウェイの人との差が歴然だったかな。
タモリさんも、北前船がらみで財を成した酒田のお大仁にゃ、心、寄せたくなかったようで、番組はシラケたスタートだったな。思うんだけど、番組構成を次のようにすりゃ良かったんじゃないかと、後で思ったね。つまり‥‥
最上川上流からのコメの舟運、山居倉庫の造りと機能、接岸荷揚げの石敷きスロープ、この3点に絞ればいい内容になったんじゃないかな? なんて思うんだよ。
ところで盛んに台詞に出てた「酒田は北前船のスタート点」って位置づけ。ちとイージーじゃないかな? 北前船は北海道・江差まで行ってたからね。

コメが最大の商品だったってこと、我っち、今でも感じてる。
住んでる近くには厩橋ってのがあって、江戸時代、そこの大川岸には浅草御蔵があった。天領から運び込まれたコメはここに集められて、領地を持っていない旗本や御家人への給付だったんだ。
コメを運ぶ馬のための厩があり、馬ごと運ぶ渡し舟があり、後に橋が架かって厩橋となった。江戸のころの切絵図にはこんなのがあったようだよ。

イメージ 1
櫛型の船着き場があって、コメを運ぶ船が
頻繁に出入りしてたそうだ

Viewing all articles
Browse latest Browse all 494

Trending Articles