いくぶん涼しくなった。いやあ~助かるね。ちょいと出かけたんだ。友人に煎り酒をプレゼントしよう、なんて思いついて買いに出かけた。そしたら店に柳橋の案内リーフレットがあったから貰ってきた。
はい、ここから話題が変わります。タイトルに戻ります。
我っちね、俳句が苦手。どうも言葉足らずで解説なんぞを読まなきゃ詠んだお人の狙い目がわかんないことってあるんだよ。このリーフに載せてある子規の句だけど
『春の夜や 女見返る 柳橋』
これ、柳橋のたもとに歌碑があって、きちんと彫りこまれてる立派なモンだけど、あれこれ、子規さんの想いを知ろうとしても我っちにははっきりしないんだよな。
『~~女見返る~~』ってとこが、考えてもはっきりした確証は持てない。解説じゃ「女を見返る」ってあるけど「女が見返る」とも取れるでしょ?
こんな思いをしたこといくつもあってね、俳句ってのはむつかしいな~、なんて感じてるんです。
我っち、都々逸が好き。季語は要らない、話し言葉で作れる、七七七五で俳句よりも9文字多い。ってなことが理由です。子規さんのこの句を我っちなりに都々逸につくり換えてみたから、軽くご批評をください、ませ。
春の色気と
わかっちゃいても
思わず見返る 柳橋