しかむ~しかむ~ 島浦は
すけたたメカに られ連れて
宮竜城に てきれみば
描けない絵にも
さしうつく
逆さ歌ってのがあって、歌詞と音符を最後のほうから始めて、最初のほうまで唄うんだって! 逆転させると正しい元歌になるんだそうだよ。
でね、上に書きだしたンは、我っちが小学生のときに作って唄ってた歌で、音符、メロディーは元歌をそのまんま使ってる。歌詞は語彙ごとを入れ替えたりしてるから本物の逆さ歌じゃないけど、逆さ歌にはこうした分野もあるんだってさ♪ そんな分類も何も知らずに作ったんだけど。
さ、そこで、唄ってるうちに浮かんできた疑問があった。
乙姫様に歓待されて飲めや唄えの宴会を毎日を送った浦島太郎。子ども心に「いいなあ~、そんなご馳走を毎日食べられるなんて」と思ってるうちに、どんな料理なんだろ? てな疑問が湧きだしたんだった。ほら、宴会ではタイやヒラメやタコやイカ、いろんな魚類が踊ったり唄ったりして お・も・て・な・し だよね。まさか仲間を皿に盛っちゃうってことはしないだろう。ってことは料理の材料は魚介類じゃなくって豚やイノシシや熊、野菜などだったんだろうか。ちと違うような気もするんだけど。
‥‥‥これは子供のときに抱いた不思議で、いまだ解決していない。
大人になってから聞かされた話では、乙姫様のご馳走ってのは、毎晩Wベッドの上に投げ出されてたんだ、って! 浦島太郎は貪り食ったんだと。
「竜宮城の話っての、大人はみんな、そういうふうに読んでるんだよ」ってことだった。ああ、そうだったのか~。