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Channel: 海比古の酔いがたり
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両国橋

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大相撲9月場所はあした、国技館で始まる。もう大抵のお人は知ってるだろうけど、日馬富士を除く3人の横綱が初日から休場なんだってさ。つまんないの! キップは、この報道前から発売されてんで、手に入れた御仁はシラケてるかな。我っちはといえば、もうよっぽどのことがないかぎり、個人的に切符を買える状況ではなくなってるな、なんて腹決まってたんで、今場所は端っから頭ンなかには無かった。あしたからのTV観戦では、御嶽海、宇良、正代など若手組、それと嘉風、松鳳山あたりを楽しんで観ようかと思ってるとこ。

さてきょうは、嫌気がさして国技館に近づかないつもり‥‥でもなかったけど、両国橋までゆっくりユックリのチャリ散歩だった。天気、よかったしね♪ 大きな立派な橋だけども、意外に細かい細工が設えてあるんだよ。そこんとこをちょいと紹介しましょう。

イメージ 1
中央区東日本橋側から見る。向こうは墨田区両国だ。江戸時代初めのころに架けられて、ただ「おおはし」とだけ呼ばれてたというけど、そのうち「両国橋」に。つまり武蔵野の国と下総の国(いまの千葉県北部)を結んだんでそう呼ばれて今日になってる。


イメージ 2車道側の欄干には、ご覧のとおり相撲の軍配尽くしだ。これなら誰だって国技館が近いこと、理解できるよね。








イメージ 3
車道側の中継ぎ。歴史の長い隅田川花火大会がモチーフだ。今年は雨にたたられたけど、人出は相変わらずの混雑だった。雨傘が押し合いへし合いだった。






イメージ 4
もひとつ、車道側の中継ぎ。これは国技館の大屋根を表してる。手前には力士幟がはためいてる。
けど四股名までは表現できないね。ま、いいか。







イメージ 5
はい、もひとつ車道側。小柱のてっぺんは国技館の大屋根じゃないか! これはナカナカに気づく御仁はあるまいな。








イメージ 6
歩道の川寄りには、欄干足元にこんなレリーフがある。まず、気づく人は稀だろう。これ、軍配ね。水面は隅田川。左のボケは誰かさんの左手の指です!






イメージ 7
これは昔の帆掛け船。江戸のころ、この上流には浅草御蔵って言って、年貢米の倉庫が並んでたから、これは全国からのコメを運んだ船だろうか。ちなみに上方からの下り酒は、ずっと下流の江戸湊(いまの中央大橋あたり)に揚げられた。


イメージ 8
べつな日に撮っといた画像があるから載せちゃおう。こっちのほうがレリーフのディテールが判るね。










そんなこんなで、秋の空気の心地よさを十分に味わった散歩でありました。


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