山形特有の夏の食い物「だだちゃ豆」、ブロ友・つや姫日記さんは盛んにPRしておくれだった。おかげでいつもの夏に比べて我っちも、枝豆を食う機会が多かった。それだけじゃない。「だだちゃ」「ががちゃ」てな山形弁にも馴染むことができて、なんだか親しみを持てる山形県の存在に気づいたんだよ。
ついこの前の彼女のブログでは「いよいよこの夏最後の機会」なんて、だだちゃ豆を買い求めに行くだだちゃ(彼女のご亭主)の姿も印象に残ったね。山形庄内あたりじゃ、夏の間は「だだちゃの小遣いはぜんぶ、だだちゃ豆に消えていく」てな説明もあって、あながち大げさなことでもあるまいと思わせた。
そうか、夏が終わる‥‥だだちゃ豆も終わる。それを知って我っち、急いで銀座の山形県アンテナショップ「おいしい山形プラザ」に駆けつけたんだった(そこまで入れあげてるかなぁ~って、我っち自身を不思議に思いながらね)。でもさ、畑から収穫したてをすぐに茹でて‥‥てのがベストな味わいの保証らしいから、東京くんだりじゃ本物の味は望めないってことだけどさ。
ここがそう。間口は広くないけど奥は深い
で、買い求めたんはこの二つ。味付きこんにゃく玉も気になったんで‥‥
そして店内に置いてあったPR誌も目についたから貰ってきた。表紙写真がモロ、だだちゃ豆だよ。でも焼いてある。それにエビが添えてある。ウチに帰ってすぐに表紙写真のの説明を読んだ。原文のまんま紹介だよ。
“だだちゃ豆のみそ汁はカニの味がする”とは、鶴岡の人たちには
通説かもしれません。だだちゃ豆は他の枝豆品種よりも、カニや
エビなどと同じ風味の成分が多く含まれてている、と奥田シェフ
(この調理担当者)。だだちゃ豆は茹でたてと一晩置いたものを乾煎り
し、水分を抜いてうま味を濃縮。さらに茶毛にからめた雪塩でう
ま味を増長。だだちゃ豆とガサエビを交互に食べれば、その相乗
効果たるや相性抜群です。つまむ手が止まらない、ついビールが
ほしくなる一皿です。
ページを読み進めると生産農家の紹介もあって、ある生産者についてこう書いてあった。『現在の栽培品目は、水稲、山菜、ハウス野菜、主力の枝豆は「つるおかぼんちゃ」から「だだちゃ豆」と生産規模も大きく、個販・量販と全国に出荷しています』とある。
あれこれあるんだねぇ~と、お勉強でありました。