天皇陛下の「生前退位」に関連して2日前の8日15時から「天皇のお気持ち表明」てな放送があった。たくさんの人が観たことだろう。我っちも、天皇の立場が政治的、法規的なことには触れることができない、てな、その点をどうクリアしてのお気持ち表現になるのか、その興味でテレビの前に座ったんだった。ビデオメッセージの形だったけども、番組出演の解説者が言うには「これは平成の玉音放送ですね」と。
ふ~ん、そうか。玉音放送は我っちが3歳のとき。覚えちゃいない。後から知ったわずかな文言は『耐えがたきを耐え忍びがたきを忍び』ってとこだけ。この際だからとネット検索で全文を読んでみたんだよ。
なるほど、お話しのテーマが戦争終結にあることと、今回が天皇家族にあることの違いはあるけども、文脈の上ではよく似てるな、てのが我っちの感想だった。
今上天皇の言葉をきちんと憶えてるわけじゃないけども、大要は理解できたつもりだ。そこで昭和天皇の玉音放送の文言とを突きあわせてみたいと考えたわけ。
今生天皇のお言葉を《 紫色 》で、我っちの理解した大要を、
玉音放送の文言を《 青色》で、現代口語ふうに手直しして、やってみます。
あなたにもあらためて「生前退位」について考えてもらえれば嬉しいなと思うんです。
字数の関係で、内容は「つづき」にアップします。