ふつう、男にとってフォーマルな服装となればスーツにネクタイ、プレーントウの靴、ってとこかな。
ネクタイについて、最近のTVニュースなんぞで感じたことを、ちょいとばかし‥‥。
イギリス ジョンソン首相
左下がりのストライプ柄は「レジメンタル・タイ」と呼ばれてる。
軍隊組織からの呼び方らしいけど
スーツにネクタイ、というフォーマルの元祖として
イギリスはこのレジメ・タイが王道なのだ。
欧米では、それなりの存在価値を持つ紳士として
認められる。
日本 安倍首相
右下がりのストライプ。これは自由闊達なアメリカで生まれた
ネクタイの柄。「リバース」なんて略称もある。
アメリカで一世風靡の衣料メーカーである
ブルックスブラザーズが考え出したものらしい。
イギリスふうの格式を備えながらも、そこは自由の国であることを
主張してるのかもしれない。
愛用する安倍首相は
「開けた屈託のない人物」を示そうとしてるのかな?
アメリカ トランプ大統領
それなのに
自由度120パーセントの国アメリカのお頭は、こんなふう。
我っちが知る限り、単色無地のタイだ。
赤が多いね。
国力も文化の幅広さも世界随一のお頭が
こんなふうなら
イギリスや日本が、背伸びするのも
なんだかみじめにも思えてくるんだよ。
ネクタイに事寄せて、ほんのチョイとした我っちの思いでした。御免こうむるデス。