隅田川花火大会の、あの音が聞こえてきた。厩橋に通じる春日通りには見物人の群れがあふれてるんだろうな。橋のほうへのろのろと移動してるはずだ。
10年近く前までは、我っちら5人仲間は音や人出を避けて、川岸からは離れた溜まりの飲み屋に集まったもんだ。そこの亭主が心臓の治療のために店を閉めちゃってからは、溜まるとこも無く、一人を除いては顔を見る事さえなくなった。その一人とも長く会ってないなあ～。
ウチに居ても音は聞こえる。でも花火は隣のビルに遮られてテッペン辺りがチラと見えるだけだ。
そんな時間、ＰＣいじてったら「ローマの休日」って文字が見えた。なにげにクリックした。
おお、映画が始まるじゃないか！ 字幕表示。そしてウィリアム・ワイラー監督だって。昔々に見ただけで、監督や製作者なんぞには興味なかったんだなあ～。若かったなあ。「ベン・ハー」もウィリアム・ワイラー監督だって！
王女（オードリー・ヘプバーン）と一日を過ごした記者（グレゴリー・ペック）が、特ダネをつかみながら記事にしないことにした、その心情を台詞なしで表現したんだね。もう、そんなニュアンス、忘れてたよ。
☟☟☟
☟☟☟こっちは、ライブドア―の海比古です