東京拘置所の玄関先には、軽ワゴン車と黒くでかいワンボックス車。軽ワゴンは玄関正面を通り過ぎて、ちょいと外れて停車。玄関正面に停まったのは黒のワンボックス。メディアの取材班を引き付けるって算段なんだろうけど、幼稚。
作業服、作業帽、でかい白マスクのゴーン氏は軽ワゴンに乗り込む。作業服に変装した警備員に囲まれてるから、誰が見たって判るよね。その後、黒ワンボックスには大量の布団なんぞが積み込まれたけど、これまでの情報じゃ独房生活でそれほどの寝具は無かったことは確かだ。ことさらの状況証拠づくりだな。
この出所劇、だれがシナリオ書いたんだろね? お笑いも甚だしい。まさか新任の弘中弁護士じゃあるまい。「カミソリ」「無罪引受人」なんぞと呼ばれてるらしい彼なら、もっとステキなシナリオを書いたろうにね。
我っちの感想じゃ、推定無罪はおろか推定重罪を覚悟した出所シーンでした。無罪を主張する容疑者の振る舞いじゃないよ。TVニュースを見たお人のほとんどは、そう思っただろう。
あなたは?