4年に一度のオリンピック年はうるう年ってことになってて、2月は29日まであるね。その他の年は28日まで。たまに聞く話で、2月29日生まれのお人は4年に1歳しか歳をとらないから、いつまでも若く居られて嬉しい‥‥とか、いやいや、誕生祝いが4年に一度じゃ損ばっかりしてる‥‥とか。
実際にはチャンと歳を重ねてんだから問題は無いんだろうけども、本人の気持ちの持ちようはどうなんだろうね。
うるう年に似たようなことが、年間の12ヵ月にもあるようだよ。つまり月間の日数が31日と30日、それに28日ね。31日の月を「大の月」、その他を「小の月」って呼んでたらしい。
今じゃそんな呼び方はしてないと思うけど、旧い生活リズムではそんな呼びかたも必要だったんだろうかね。大と小の月を間違いなく区別するために、こんな文言(言い回し)さえあったくらいだし。☟☟☟
西向くサムライ
サムライ、のとこは「武士」の「士」の文字を当てたようだ。西向く士。
この文言を数字に置き換えると次のようになる。
2 4 6 9 11
お察しの通り、11ってのは「士」を分解して「十、一」ってことにしたんだね。日本人の知恵かな? これで年間の「小の月」が間違いなく分かる、ってことなんだね。それほど大変なことじゃないように思えるけど、きっと昔の人の暮らしには大事なことだったのかもしんない。
大の月は、月給取りにはうとましく、日給取りには嬉しい。小の月はその逆だろう。
果たして経営者にとってはどんなもんだろうね?
カレンダーを見ながらの、ぼんやり時間でした。