出かけてたカミさんが、柿を抱えて帰ってきた。
なんだナンだ、どしたんだ？
前の仕事仲間さんからのおすそ分けだってさ。「これでも半分以上は３階（娘宅）にあげてきたのよ」だって。それにしたって、こんだけあるとウチじゃ多すぎないかい？ そんなやりとりがあって、ふと頭をよぎったんが、この前アップした記事のことなんだな。
『ナシは王さまが剥く。リンゴは乞食に剥かせよ』だった。
柿は誰が剥くのが正しいのか？ リンゴのように薄く剥くのか、ナシみたいに厚めに剥くのか、他の手があるのか？
バカだねえ～、そんなことに頭なやますなんてさ。
「じゃ、我っちが剥いたげようか」って名乗り出て、とりあえず２個を剥いてみた。どんな剥き方をしたか？‥‥あはは、どってことない、ナシのように厚くもなくリンゴみたいに薄くもなく、包丁の先でヘタを三角錐に切り捨てて、あとは全体ぐるりと剥き進む。最後まで切れることなく、みごと長いまんまの皮剥きができた。
そうだな、柿は長く続けて剥くんだな、と、あらためて思った次第。でもさ、それって誰に剥かせるのがピッタシなんだろか？
剥き終わった柿をそれぞれ四つ切りにして、和菓子用の竹フォーク（正しい呼び名はナンてんだろ？）で、仲良くいただきました。
黒文字の買い置きがなかったのは、残念至極。ま、味は変わんないだろからいいや。