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Channel: 海比古の酔いがたり
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鳶の仕事

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先にアップした「町かど-3」の梯子の画像に、ブロ友・アルさんがおもしろいとこに眼を着けておいでだった。
 
町かど-3
 
 
 
ハシゴは上から下まで左右で2本のロープで結んでいるようですね
 
撮影した我っちもそこまでは気づかなかったよ。ここは上野駅近くの下谷神社。
下町の神社には、切っても切れない「鳶」の衆が控えてて、大祭をはじめ神社のいろんな行事に力を貸してる。
あの梯子乗りの練習用ハシゴも、鳶の衆が神社内に立てたもんだった。ホントの梯子乗りでは、数人の鳶が鳶口(とびぐち)で梯子を支えるが、この練習用のハシゴは、地面に打ち込んだ杭にくくりつけてた。鳶口で支えるよりは揺れずに安定するって訳だね。
 
あのハシゴを取っ払った後2週間ほど経って、下谷神社は正月への準備が始まった。
 
イメージ 1鳥居に門松ふうなマツとタケが添えてある
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 2近寄って見ると鳥居の前に木柱があって、そこにくくりつけてあるね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3で、縄でのくくりはこんな感じ。
下から7重、5重、3重、とめでたい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4締めくくりはこんなふう。
藁縄は端からほどけやすいから、シュロ縄で端止めしてあるね
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
縄でのくくりを、きっと特別な呼び方で言い表わしてんだろうけど、残念ながら我っちは知らない。

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