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Channel: 海比古の酔いがたり
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 リオ・オリンピック、思いのほかTVにつきあってたな。考えてみれば前回の北京大会は、我っち、まだ会社にかまけてたからなぁ。むしろ思い出すンはロンドン大会の開会式と閉会式の組み合わせの妙、だった。
開会式で、ポールのひとつが立ち上がんなくて「日本ほどじゃないにしても、几帳面な国なんだろうに‥‥」てなふうに感じてたんだけど、閉会式で、その思いは大きく覆された。いや、改善された。クラウン(道化師)が出てきて、開会式で仕損じた場面を想わせる仕立てで、あの失敗をリカバリーしたことだ。上手い、そして笑える演出だった。かりに几帳面な日本が、2020年、開会式で失敗が出たりして、それをロンドンみたいにのどかなリカバリーができるだろうか? まあ、失敗はやらかさないんだろうけどね。
 
先に、『負けてもらえる銀、勝ち取る銅メダル』ってな記事、挙げちゃったけども、銀メダルに輝いた女子レスリングの吉田紗保理の泣き顔見ちまうと、この『言』が間違っちゃいないなと思わせた。だがね、吉田選手は泣くこたぁ無かったんだよな。我っちは彼女の実績や立場を思って拍手を贈りたいくらいだもん。
 
日本選手の活躍、すごかった。今回ほどメダル獲得がつづく大会って憶えがないよ。ま、今回のように密に放送をみてる暇、なかったことも理由じゃあるけどさ。それにしても日本って、スポーツ大国になったんかなあ~?
一方で「難民選手団」てのを設けて、IOCは招き入れた。メダルの期待は無かっただろうけど、今後の新しい流れの兆しかな? とも思わせたね。
もともと、オリンピック競技は政治抜きの国別対抗だから、スポーツ大国だろうが、たったひとりの選手派遣国だろうが、一つの器ン中で競い合う。見方によっちゃ玉石混交てな言い方があるかも知んないけど、参加の選手の意識はぜ~んぶが「玉」なんだよね。
いい大会でした。東京大会にも期待したい。
 
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台風明けの大川は、これぞ玉石混交のような濁り水。
川は、
きれいな水のときよりもむしろ、チカラ漲る流れを見せてくれる。
これはこれで、好き。
 
 

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